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2017.07.06

突然のテナント立ち退き！その時どうする？

美容院の営業をするためにテナントを借りたものの、オーナーの都合によって立ち退きを命じられてしまうケースもあります。

立ち退きを言い渡されたときにはどのように対処したら良いのでしょうか。

まずは基本を押さえておきましょう！

★立ち退き料とは

美容院を経営してきてようやく軌道に乗ったというのに立ち退きを命じられてしまったというのは決して珍しいことではありません。

テナントはオーナーとの契約によってスペースを借りているため、契約によっては立ち退きをオーナーから言い渡される場合があるのです。

オーナー側の都合によって立ち退きをしなければならなくなる場合には、立ち退き料が発生します。

これは移転にかかる費用を補償するとともに、新しいテナントを探して美容院を開設するために必要な費用の足しにするための費用という位置付けがあるものです。

また、営業ができなくなる期間の収入の補填や、ローンを組んで造作を導入した際の補償も含めて支払われるようになっています。

★不動産・大家さんとの交渉

オーナーからテナントの立ち退きが銘じられたときには立ち退き料をオーナー側から提示されるのが一般的です。

その金額に満足できない場合には交渉を行うこともできるため、不動産会社やオーナーと交渉してみるのが良いでしょう。

立ち退きの理由についても納得できないこともあるかもしれません。

そのときにもまずは相談してみるのが得策であり、理由によっては撤回してもらえる可能性もあります。

ずっと経営してきた場所から離れることになってしまうと、美容院に来てくれていた顧客も離れていってしまうリスクがあるため、

できれば経営を続けたいと考えるのはもっともなことです。

立ち退きについての連絡が来たときにはまずは交渉や相談をするのが先決と言えます。

★困らないための覚書

立ち退きを命じられてしまうケースは様々であり、テナント側に問題がある場合もあれば、オーナー側に理由がある場合もあります。

周囲からの非難があったことで立ち退きを命じられる場合もあるため、同じ建物内の他のテナントとの関係を良好に保つ努力を欠かさないようにするのは

立ち退きを命じられないようにする対策として重要です。

一方、オーナー側に理由がある場合には立ち退き料を受け取って退居せざるを得ないでしょう。

しかし、その場合でも借地借家法によって守られているため、必ずしもオーナーの求めに従って期日に退居しなければならないわけではありません。

契約期間が満了するまでは経営を続けられるのが基本だと考えておきましょう。

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