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開業前に考えておく!テナントの原状回復ってどうすればいいの?!
テナントを借りて美容院を経営してきたときに、移転や閉店などを決断すると原状回復を行ってから返却しなければなりません。
その際にかかる費用や内容については開業する前からよく考えておくことが重要になります。
★こんなに必要!テナントの原状回復費用
テナントを借りて美容院を開設するのは一般的ですが、開業する時点で閉業するときのことも考えておくことが大切です。
借りたテナントを返すときには原状回復の義務を遂行しなければならないものの、それにかかる費用が膨大になることが多いのが美容院の特徴となっています。
一般的な事業所が現状回復するときにも設備や什器の撤去にかなりの費用がかかるのは確かです。
美容院の場合には専門性の高い什器が多いことからその撤去費用が高くなりがちであり、
変更した配管などについても元通りにする必要が生じるため、原状回復にかかる工事の予算は予め積み立てておかないと工面に苦労することが多いのです。
修繕にかかるお金も考えると数百万円というオーダーになるのが一般的となっています。
★テナントの原状回復費用を抑えるために気を付けておくこと!
テナントの原状回復に必要になる費用はケースバイケースです。
設備投資を初期に行えば行うほど、元に戻すのにも費用がかかります。
そのため、最小限の設備投資で店舗を作り上げるのが原状回復の負担を減らすのに役立つのです。
初期費用も抑えられることから、美容院を開設する際には重要な観点となるでしょう。
また、テナントを返却するときには自分の過失によって生じてしまった傷や汚れなどについては完全に元通りにしなければなりません。
大切に使っていくように心がけるだけでも結果的に低コスト化が可能になるので、予め原状回復の必要性を意識して借りているテナントを利用すると良いでしょう。
日々の努力が無駄なコストを生まないことにつながるのです。
★こんなテナントを選ぼう!原状回復費用を抑えるためのコツ!
原状回復費用を抑えるためにはテナントを選ぶことも重要になります。
設備を元通りにするコストが大きいことを考慮して、居抜きで引き取ってもらえるようにテナントを探すと良いでしょう。
もともと居抜き物件であった場合には、自分が立ち退く場合にも居抜きで扱ってもらえる可能性が高くなります。
予め契約をするときに居抜きで退居できるかどうかを相談し、その条件について明確にして契約書に記載しておくと良いでしょう。
原状回復費用がかかりすぎないようにすると共に、トラブルを防止するにはその範囲を明らかにしておくことも大切です。
これについても予め契約書に明記しておくのが賢明な方法になります。このため、開業の時点で原状回復を意識しておく必要があるのです。
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