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火災保険の相場について
火災保険に加入しておくことは美容室経営をする際には欠かせません。
テナントを借りるときには加入するのが必須になりますが、内容と相場を理解してできるだけ無駄に費用をかけずに十分な内容の保険を選び出しましょう。
★火災保険の必要性
テナントを借りて美容院を作り上げようとしたときに予算として火災保険に加入する分を確保しておくのは大切です。
保険料に明確な相場があるわけではありませんが、テナントを借りる際に必ず加入を求められるものであり、
その程度の費用になるかも賃貸契約をする際には確認しておかなければならないでしょう。
美容室では火を直接使うことはなくても、ガスや電気を常時使用していることからスパークなどで火災が発生するリスクが常にあります。
それに加えて漏水や盗難なども起こるリスクがあるため、火災保険に入って万が一の事態に補償してもらえるようにしておくのが無難です。
損害賠償に対応できるほどのお金がないのならまずは火災保険に加入しましょう。
★店舗用火災保険の価格算出
火災保険の相場は常に変動していて、補償内容によっても大きく異なります。
店舗用の火災保険を利用する場合には、その算出に影響するのが延べ面積だという点は理解しておきましょう。
同じ事業内容と立地であっても面積が広いほど保険料は大きくなります。
事業として火気を伴わない美容室は比較的安くなるでしょう。
また建物の種類や築年数も影響するパラメーターです。
補償内容を充実させておかなければ加入する意味がなくなるため、補償内容には妥協せずに選んでおくのが無難です。
テナントを借りて間もなく盗難に遭ったり、炎上を起こしてしまったりして途方にくれてしまわないためにも、テナントを借りる際には充実した内容の火災保険に加入するのが大切になります。
★保険料を交渉しよう!
火災保険の相場は店舗用の場合には明確に公表されているわけではありません。
個々のケースに応じて決められるため、交渉の余地があることは知っておくと良いでしょう。
テナントの火災などのトラブルに対する対応の状況が良い場合や、同じ美容室であっても安全性に富んだ設計になっている場合などには保険料を安くしてもらえる可能性があります。
ただし、相場が決まっていないとはいえある程度は保険会社間で足並みを揃える傾向があるので、交渉を行うだけでなく比較も行って安い保険会社を探しましょう。
火災保険に入るのはテナントを借りる上では必須ですが、不動産会社に紹介される保険会社以外からも選べるので自分の事情に合った保険会社を選んで交渉することが大切です。
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