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店舗面積と税金のしくみについて知ってみよう!
美容院を開設するためのテナントを探すときに考慮しておくと良いこととして、費用に税金がかかる場合があるという点があります。
広いテナントを選ぶとそれだけ税額も大きくなりがちなので注意してテナントを探しましょう。
★広さと税額をしっかり把握
広くてゆったりとしたスペースがあると美容院の雰囲気もくつろぎやすくなって顧客にとって魅力が高くなります。
そのメリットに着目して少しでも広い物件を探そうとするのは賢い考え方ではあるものの、広いテナントを探すとそれだけ税金も高くなる可能性があるので注意しましょう。
賃料についてはオーナーの事業用物件による年間収入が十分に高い場合には消費税が課せられることになります。
駐車場などの付帯設備の賃料に関しても課税対象になるため、一緒に借りる場合には同様に消費税を請求されるのが一般的です。
ただし、賃貸契約をするときに支払う全ての費用が課税されるわけではなく、敷金や礼金などのように消費税がかからないものもあります。
★視野に入れて利益計算
広いテナントを選ぶと消費税が高くなるのは、広いと賃料が高くなる傾向が強いからです。
単純に比例するわけではありませんが、同じような立地で広さを追求すると税金も高くなると覚悟した方が良いでしょう。
美容院を開業してどれだけの利益を上げられるかを試算するときには、家賃に消費税を加味して計算する必要があります。
消費税を引き上げる傾向が強まっていることから、将来的には10%になる可能性も視野に入れておきましょう。
契約をするときに敷金や礼金などにはかからないものの、仲介手数料は課税対象となるため注意が必要です。
美容院を用意するための初期費用として税金分がどれだけかかるかを計算しておくことも忘れないようにしましょう。
★ざっくり計算にしない
税金を正確に計算することは美容院経営をする上で重要なことです。
消費税が大体これだけかかるだろうと考えて、予算が足りるからこのテナントで問題ないと考えて終えてしまっては後で苦労することになります。
個人事業主として開業する場合には、出納帳を正しくつけて確定申告をしなければなりません。
経費として支払っている賃料についても、消費税と区別して帳簿に正しく記載しなければ書類として認められないものになります。
敷金や礼金なども消費税が含まれないものとして帳簿に記載する必要があるため、税制に従って税金を支払ったことを記録できるように正確な値を計算するようにしましょう。
ざっくりと計算して概算するのも悪くはないですが、いずれは正確な値を出さなければならないので二度手間にしないのが賢明です。
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