美容室の居抜きのリフォームについて| BEAUTY MANAGEMENT SUPPORTER

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2019.07.27

これから独立をしたいと考えている美容師にとって、大きなハードルとなるのが開業資金です。

お店を開くのには通常、コストが多く掛かりますが、なるべく少なく抑えるに越したことはありません。

ひとつの方法として居抜き物件をリフォームするという方法があります。こちらを利用する際の注意点などを詳しくお伝えします。

気に入った居抜き物件を見つけたら、実際のリフォームに進みますが、事前の相談相手は以下の4つが考えられます。

ひとつずつ紹介しますと、まずは「大工」です。費用は安く済ませることができますが、施工できるデザインが限られてきてしまいます。

次に「リフォーム会社」です。

こちらは計画から施工まで一括で行う会社が多いため、工事がスムーズに進みますが、細かい要望には応えるのが難しいことがあります。

それから「設計会社」になります。

店のニーズに合った合理的な設計ができて、建築法にも精通しているので営業許可やコンプライアンスについて相談が可能ですが、費用が割高で完成に時間が掛かります。

それから「コーディネーター系コンサルタント」ですが、流行のデザインに精通していて好みにフィットしてくれますが、やはり費用と時間が掛かります。

このように一長一短があるので、特徴を押さえながら相談してみるのが良いでしょう。

居抜き物件をリフォームする際の相場というのは、元々残っている設備がどれだけ使用可能なのか、また施工工事の規模などによっても変わってくるので、一概には言えません。

しかし相見積もりを依頼して比較をしてみれば、ある程度のことは見えてきます。

あらかじめ打ち合わせする段階で希望を良く伝えておきましょう。

それでもリフォームを行う業者によって使う建材や施工法が変わってくるので、結果に違いは出てくるものと思われます。

その中で自分が納得できるものを選べば良いです。

もしくはあらかじめ自分のリフォーム予算を伝えた上で、業者がどの程度の工事が可能なのか見積もりを取ってみるという方法もあります。

これも相見積もりを依頼してみれば、予算内で可能なのかどうかなどが比較できます。

居抜き物件をリフォームするので、施工中は注意深くチェックすることが重要です。

通常、業者は施工中に施主が現場に来ることを嫌う傾向があります。

しかし後悔しないためにも、注文通りに進んでいるか確認しておくことに越したことはないです。

現場で施工している職人たちを労いながら重要部分だけでもチェックしましょう。

ちなみに設計事務所やコンサルタントと契約の際、監理をすることも含めた場合には、その会社のスタッフが自分の代わりにチェックを行います。

設計する側の会社の人が客観的に見てくれるのです。

このような場合、設計と施工を別々の会社に委ねることになるので、総費用がかさんでしまいますが、時間が無くてなかなか見に行けない場合などには重宝するでしょう。

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