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2018.02.20

意外とかかる？！テナントの管理料

テナントを借りて美容室を営もうとすると、家賃の他にも管理料がかかります。

家賃だけで比較して物件を探してしまうと、良いと感じた物件の管理料が意外に高くて断念せざるを得なくなることもあるので注意が必要でしょう。

☆気になる！テナントの管理料の相場！

テナントを借りるときにかかる管理費は、その使用用途によらず毎月定額で定められているのが一般的です。

物件によって管理費の設定には大きな開きがありますが、少なくても5％程度、多ければ15％程度となっています。

テナントの支払う管理料はそのテナントが入っているビルなどの建物の管理に用いられるため、そのビルの規模や共用部分の広さなどによって大きく違いが生じるのです。

共用部分が存在する限りは必ずかかる費用なので、借りるときには家賃と管理費を合わせた金額を月額として支払わなければならないものだと考えるのが無難でしょう。

ただし、これらを別々に考えて目安を定める考え方もあるのでわかりやすい方を選ぶのも賢い視点です。

☆管理料を抑えるためにはこんなテナントを選ぼう

管理費ができるだけ少ないテナントを選びたいと考えたら、管理にかかる費用が少ない建物に入ることを考えましょう。

共用部分が広いほど管理費は高くなる傾向があります。

水道光熱費、清掃費、人件費を考えて安くなる物件を選ぶのが大切です。

この中でも人件費は高いため、管理人を置いているような物件の場合には高くなるのは必至でしょう。

一方、共用のトイレやゴミ箱、駐車場などがある場合には管理費用がかかりがちです。

エレベーターは電気代として大きなものであり、大型のビルで頻繁に利用されている場合には特に費用がかかります。

空調がかけられている場合には夏や冬にかかる分を年間で均等割していることがあるので高くなりやすいという理解が大切です。

☆売上に対してテナント管理料の目安は？

事業計画を立てて売上の試算ができている場合には、そこからテナント管理費の目安を考えることができます。

家賃との総額で考えたテナント料を想定し、その金額を一ヶ月の店舗利益以下にするというのは一般的に用いられる指標です。

このときには支出も考えて利益で考えなければならないため、収入だけで考える指標も考案されています。

美容院の場合には技術売上を元にして考えるのがよく行われる試算の方法です。

月間の技術売上の7％未満にする、あるいは三営業日で得られる技術売上未満にするという方法が用いられています。

平均してみると管理費はテナント料の10％程度になるため、月間の技術売上の0．7％未満または2営業日の売上の10％未満とするのが良いでしょう。

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