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2018.03.01

美容室テナント契約時に気をつけるべき3つのこと！

テナントを借りて営業をするときにはオーナーとのトラブルがしばしば起こります。

美容院を開業してオーナーの都合で苦労してしまわないように、契約前にもトラブル時にも適切な交渉を行えるようにしておきましょう。

☆事態は事前に把握して

オーナーから建物の一部を借りて美容院を開設するときに注意しなければならないのがその建物の改修や劣化です。

テナントを借りて営業を始めたのは良いものの、間もなく外壁塗装を始めてしまって宣伝活動が難しくなったり、

エレベーター工事で顧客が上層階にある美容室にたどり着くのが難しくなってしまったりすることがしばしばあります。

それが事前にわかっていれば他を選んだと悔やむこともあるでしょう。

客足が遠ざかるような修繕などをオーナーが行った場合に、営業妨害だと感じてしまうかもしれません。

その際に営業補償が行われなければ辛い思いをするだけになります。

このようなトラブルを避けるためにまず大切なのは契約前に修繕計画を開示してもらうことです。

☆理解できるまで話し合い

オーナーによる建物の修繕などのように何かトラブルがあったときに営業補償が行われるかどうかは交渉次第という面もあります。

もともと営業補償を行うつもりはなかったとしても、テナントに対して不利益がもたらされるとわかれば補償を行ってもらえる可能性もあるでしょう。

互いに理解し合えるまでじっくりと話し合いをすることが大切です。

突然修繕が必要になった場合にも必ずオーナーからの相談に応じて詳細を説明してもらえば営業を続ける活路が見出だせます。

補償金を受け取るのは解決策ですが、状況によっては自分が折れなければならない場合もあるでしょう。

何より大切なのは不当な扱いをうけないことであり、不満点は必ず一度は訴えかけてみましょう。

☆内容は細かくチェック

オーナー側の都合でテナントの営業に支障が出た場合の営業補償については契約書や重要事項説明書に必ず記載があるはずです。

その内容を確認して理解してから契約書にサインするのが大切です。

細かな部分までよく吟味しないと例外にひっかかってしまう可能性があるため、その場で判断せずに予め資料を受け取って時間を取って細かくチェックするか、

重要事項説明の際に十分に時間を費やしてもらうようにすると良いでしょう。

テナントに対して不利になるような記載がある場合には変更を申し出ることが大切です。

賃貸契約はあくまで両者が対等な立場で行われるものなので、細かく内容をチェックして満足できる内容にした上でサインをするようにしましょう。

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