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2018.04.12

居抜き物件を利用して美容院を開業するときの改装工事のポイント

居抜き物件を利用して美容院を設計するときには一貫したコンセプトを持ってデザインすることが大切です。

そのために何にこだわりを持つかを明確にして、最小限のコストで理想的な店舗を作り上げられるようにしましょう。

☆見える場所はおしゃれに

美容院を居抜き物件から設計するときには見た目を重視するのは欠かせません。

顧客にとって見た目は大きな印象を与えるものであり、もう一度この美容院に来たいと思ってもらえるかどうかを分ける点となるでしょう。

心地よい雰囲気のあるおしゃれな内装や目立って美観もある外装をデザインするとそれだけで顧客を獲得できる可能性が高まります。

改装費用との相談もしなければなりませんが、美容院を開設する際に打ち立てるコンセプトを表現する上で最も重要になるのが見える部分へのこだわりです。

ターゲットとしている顧客に魅力を感じてもらうためには欠かせない点なので、居抜き物件を手に入れて改装するときにはコストをかけて理想を追求しましょう。

☆年数も考え、良い素材を

居抜き物件を借りたときには耐用年数も考えて改装を行う必要もあります。

設備を安く導入できるのはメリットですが、設備が老朽化していて利用できる年数が限られている場合もあるのが特徴です。

それに合わせて改装に用いる素材も選ぶようにしましょう。

どの程度は次の改装や移転を行わずに経営できるかを試算して、その年数はしっかりと維持できる素材を使って店舗設計を行うのが大切です。

改装を繰り返せば改装費用がかかるだけでなく、一時的に休業しなければならなくなってしまうことが多くなります。

予め耐用年数を考えて無駄にならない範囲でより良い素材を採用して店舗設計を行うと見た目にも美しくしつつ、費用も最小限に抑えられるのです。

☆広さを重視しても良い

美容院を設計するときには賃料と初期費用、改装費用のバランスを考えて居抜き物件を選ぶのが基本です。

賃料を安くするために最小限の広さの物件を選ぶのも賢明な考えですが、あえて少し広い物件を選ぶのも良い方法でしょう。

美容院では顧客の感じる快適さが重要な要素になります。

広々としていて落ち着けるスペースがあると顧客もリラックスできるのです。

改装についてもただ広くするだけの場合には床材や壁材の費用が増えるだけなのでそれほど改装費用が大きくなることはありません。

将来的にもう一度改装を行って同時にサービスできる顧客数を増やすという工夫もできるため、あえて広くスペースをとって開放的な空間を作るという店舗設計をしてみるのも賢い方法なのです。

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