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2018.05.10

美容院の居抜き物件探しで注意することとは？

美容院を開業するためには、さまざまな費用がかかります。

そこで少しでも費用をおさえたいという人にとって便利となる節約法が居抜き物件の利用です。

上手に活用すれば内装構築費を抑えることが可能となります。

そこで失敗なく居抜き物件を探すための注意点についてご案内します。

☆前のオーナーの本当の売却理由を知ろう

居抜き物件は、売却前までに使用されている物件の内装がそのままの状態で売却される物件です。

デザインやレイアウトを上手に活用することで開業費用を抑えることができるというメリットがあります。

しかし、その物件が売りに出されるということには必ず理由があります。

オーナーが高齢となったり、他の事業との経営バランスにより撤退したり、お店の拡大を目指して移転したりするといったやむを得ない事情や前向きな理由であるケースもありますが、

場合によっては立地の悪さによる赤字やビルのオーナーとのトラブルなどを理由に売却されているケースもあります。

本当の売却理由を知ることは物件選びの注意点としてしっかりと抑えておくことが大切です。

☆美容室の外観をよく見よう！

より多くのお客様に来ていただける美容院にするためには、入りたい、入りやすいと思わせるような外観は大切です。

居抜き物件が入っているビル全体や周囲の建物の雰囲気もお店全体のイメージを左右する対象となることを踏まえてしっかりと確認しておくと良いでしょう。

また、物件探しでは誰しも必ず物件の外観チェックを行いますが、正面からの確認だけで終わらせてしまう人も少なくありません。

しかし、実際に歩いている人がお店を見る視線はお店の正面からではなく、斜めの角度からの方が多いものです。

美容院の前の道を通っている人が歩きながらお店が目で確認できるかという視認性をしっかりとチェックすることは物件選びの大切な注意点となります。

実際に自分で歩いてみて電柱や看板などでお店が隠れてしまい視界に入らなくならないかなどの点をチェックしておくと良いでしょう。

☆内装業者に物件を見てもらおう！！

自ら居抜き物件をチェックし、開業するお店として適していると思っても、最終的な決定の前に専門家に見てもらっておくと安心です。

専門家である内装業者の目で確認すると素人では気付きにくいポイントに気付いてくれるケースもあります。

内装に詳しくない人の視点によるチェックは、ついデザインの雰囲気や動線などの見た目によるポイントのみに偏りがちになりやすいからです。

たとえば、掃除が行き届き一見するとまだ十分に使用することができそうな設備でも、専門家の目でチェックすると実際には寿命が近いものであったり、

古い機種であるためコストが高くつくことが予想されるものであったりする場合もあります。

お手頃な居抜き物件であると思っても、コストパフォーマンスの面で結局は損をしてしまうということもあるため、

素人による目だけで物件選びをしないという注意点を心に留めてプロの第三者に間に入ってもらうことも検討すると良いでしょう。

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