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人気を呼ぶ美容室にする為に。素敵な居抜き物のデザインの条件とは?
居抜き物件を利用して美容室をデザインするときには詳細な吟味が必要です。
もともと考えていた美容室のデザインが実現できないという状況に陥ってしまわないように、費用も考えながら選び出すように心がけましょう。
☆美容室に相応しい居抜き物件かどうか考えよう
居抜き物件を利用すると費用を抑えて店舗を手に入れられるのはメリットです。
しかし、美容室を経営するときには、美容室に合った居抜き物件を選べなければ十分にメリットの有る費用削減効果が得られません。
もともと他の目的で利用されている物件を居抜きで手に入れたとしても、それから設備工事や内装工事を行って理想としているデザインの美容室を作り上げると意外に費用がかかってしまいます。
場合によっては撤去費用がかさんでしまってスケルトンからのデザインの方が安上がりになってしまうことすらあるでしょう。
同じ業種の営業が行われていた店舗物件を選ぶのが効果的です。
美容室には設備面での要求が大きいことも念頭に置いておきましょう。
☆コンセプトをよく考え、物件と合っているか比較しよう
居抜き物件を選ぶときにたとえもともと美容室として利用されてきたものを見つけたとしても、
やはりうまく自分の理想としてるデザインにできなかったと悔やむ場合もあります。
その主な原因は自分の抱いているコンセプトを反映させられるような仕様の居抜き物件ではなかったことです。
美容室として利用するスペースの広さや、コンセプトに基づいたターゲットが訪れる立地、改装によって簡単にオリジナルのコンセプトを表現できる内装といった条件が揃っているものでなければならないでしょう。
どの居抜き物件が最も良いかは、自分が考えてきた美容室のコンセプトに大きく依存します。
そのコンセプトをデザインとして表現しやすい物件かどうかをよく吟味しましょう。
☆前もって修繕費用の見積もりをするのも大切
美容室のデザインをするときにかかる費用は予め見積もっておくことが大切です。
どの居抜き物件を選ぶかによってかかる費用にも大差があります。
買い取る予定の造作に修繕が必要になる場合もよくあるため、修繕費用の見積もりもした上で居抜き物件を選ぶのが賢明です。
撤去が必要になる可能性も考慮して、内装工事全体で見積もりを取っておくと良いでしょう。
造作譲渡料に工事費用の見積もりを加えて、十分に余裕のある予算が準備できるかを検討しておけば経営破綻の心配が減ります。
もし予算に余力があればデザインにもう少しこだわりを持つという発想もできるでしょう。
居抜き物件を利用するときには初期費用が不透明になりやすいので、見積もりを取るのを前提に考えておくと安心です。
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