記事詳細

解説!生き残る美容室の条件!
美容業界は競争が激しく、新規サロン(エステ・ネイル含む)の50〜60%は、1年以内に閉店してしまうと言われています。3年以内には90%が、10年以内には95%が廃業を余儀なくされます。
今回は美容室が生き残るための条件を紹介していきます。
☆ 重要なのは、技術力!
何を差し置いても、技術力が高くなければ生き残れません。
お客様の希望に沿った施術ができるか、お客様の髪に対する悩みを解決できるか、とにかく技術が重要です。
くせ毛でもセットしやすいようなヘアスタイルにしてくれる、時間が経ってもボリューム感が損なわれないようなパーマをかけてくれる。
そんな美容師はお客様にとってなくてはならない存在になれます。
せっかくお客様が、こんな風にしてほしい!と画像を持って来店してくれても、そこに近づけなければ次回の来店はなくなってしまうでしょう。
美容室で働く美容師全員が、高い志を持って日々勉強するのはもちろん、そのモチベーションを維持できる環境をオーナーが作ることも大切です。
☆ ちょっとした気遣いで心をつかむ!
暑くないですか? 寒くないですか? そんなちょっとした気遣いある言葉をかけるだけで、お客様の印象は大きく変わります。
忙しくてバタバタしている中でも、ニコニコ笑顔で接してくれれば、多少慌ただしく感じたとしても嫌な気持ちにはなりません。
いつも忙しいとわかっているお客様にはできるだけ空いている時間帯での予約を促す、お子様連れで来る人にはジュースや絵本を用意するなど、小さな心配りなら簡単にできます。
美容室は接客業であり、人と人との関わりから成り立つ業種です。
自分がされたら嬉しいことを自然とできるのも、生き残るための条件としては必須でしょう。
☆ お客様と「対等」になって信頼を勝ち取る
お客様が「こんな髪型がいい」と言っても、美容師目線でそれは難しいと感じることもあるでしょう。
そんな時は無理せず、なぜ難しいのかを説明することもお客様のためです。
その際必ず、どんな施術なら可能なのか、こんなヘアスタイルならどうかと、代替案を出してください。
美容師としてプロ目線でお客様の髪と向き合うことで、信頼を勝ち取り、長く通っていただける美容室に成長していくのです。
競争に勝ち残るには技術力を高め、お客様からの信頼を得ていくことが大切になります。
『生き残った美容室』になるため、今からできることを考えてみましょう。
関連記事
- 2025.06.11
美容室がインバウンド対策を行うメリットとは?
インバウンド(inbound)とは「入ってくる」「到着する」などの意味を持つ英単語ですが、日本では「訪日外国人旅行客」を指して使われるケースが一般的です。 そして、これらの訪日外国人旅行客を受け入れるための施策全般をインバウンド対策と呼びます。 近年、日本各地の観光地やさまざまな業種で、インバウンド対策を行う必要性が高まっています。 今回は、美容室がインバウンド対策を行うことにどのようなメリットがあるかについてお話しします。
続きを読む - 2025.05.14
【必読】販売戦略の基本とは?
販売戦略には、客数アップに関わるものと、単価アップに関わるものがあります。 お店の置かれている状況によって打つべき手は変わってきます。 今回は、効果的な販売戦略についてお話します。
続きを読む - 2025.02.12
開業時から青色申告を行うメリットとは?
美容室を新たにオープンしたばかりのオーナーにとって、まだ売上が十分に安定していない段階での確定申告は不安や疑問がつきものです。 しかし、売上が少ない開業初年度から確定申告をしっかり行うことで、経営基盤を整え、将来の安定経営につながると考えられます。 今回は青色申告のメリットついてお話します。
続きを読む
新着記事
2025.06.11
美容室がインバウンド対策を行うメリットとは?
続きを読む2025.06.04
雨の日限定サービスのメリットと宣伝方法とは?
続きを読む2025.05.28
LINE公式アカウントでの予約送信のやり方とは?
続きを読む2025.05.20
LINEで予約送信を活用するメリットとは?
続きを読む2025.05.14
【必読】販売戦略の基本とは?
続きを読む
今月の人気記事
-
2023.07.12
美容室の開業!何にいくらかかる?
続きを読む
-
2023.11.15
美容室にオススメの助成金とは?
続きを読む
-
2023.03.08
美容室を開業したい!時期によって必要な準備とは?
続きを読む
-
2025.04.08
LINE予約システムを導入するメリットとは?
続きを読む
-
2024.03.15
平日の集客が驚くほどアップする具体策とは?!
続きを読む