記事詳細

2019.01.07

独立するときに知っておきたい開業のノウハウと集客方法

美容院を開業すると一言でいっても何をきっかけに独立を考えるものか、資金はどのくらい用意すれば良いのか、なかなか分かりにくいものです。

ここでは、独立に向けて物件選びのヒントや集客方法、融資を受ける際に何を準備すれば良いのかということに、焦点をあててご紹介します！

★独立するタイミングと開業するにあたって考えておきたいこととは？

美容師の現実的な面でいうと給料に恵まれていると言い難く、立ち仕事で長い勤務時間が特徴です。

しかも新たな技術が導入されるため、仕事上切っても切り離せない技術面のブラッシュアップをし続けます。

しかも40代前半を超えると、給料が減っていくということも珍しくはないので、30代あたりが「独立」のタイミングといえます。

独立のため開業前にすることは、まず「法人」か「個人事業主」を決め、テナントもどの位置に出店をするのか、

物件も「スケルトン」か「居抜き」から選びますが、どの物件も良い点や欠点があるため慎重に検討する必要があります。

物件が決まったら「内装」をデザインや費用などの面で考えていきます。万が一融資が必要なら、どこに依頼をするのか事前に調べておきましょう。

後は備品の調達や、集客のための広告作成、その他に必要な項目もあり、色々なことを一緒に進めていかなければなりません。

★開業資金の調達や物件探しはどうするの？

美容院を開業する内訳に「設備費」「テナント料」「開店してからの運転資金」「広告を使った宣伝費」「内装の改装費」の5つがあります！

ですが、テナントの大きさやどこに出店をするかで準備する資金に変動があります。

そしてこの資金を、どの項目に充てていくか考えるため「事業計画書」を立てます。

しかし融資を依頼する場合、色々な金融機関がありますが、中には政府が出資している金融機関もあります。

利用するなら「事業計画書」と半年分程の「月次損益表」「資金繰り表」を用意します。

その他の方法としては地域で内容に違いはありますが、市区町村に補助金申請をして融資を利用できる制度があります。

そして物件を探すためには、まず雰囲気や印象を決めるお店のコンセプトをベースに、気になる物件をできる限り多く内見しておきましょう。

美容師としての独立のタイミングに、しっかり考えておくとスムーズです。

☆開業にあたって考えておきたい宣伝方法や集客方法とは？

宣伝や広告は非常に重要なものといえますのでお店の近隣にいる方に挨拶をする際、顔合わせも兼ねてお店の宣伝をすることで、口コミに期待できるのです。

開店の時の利用客はとても重要で、オープンしてから3〜4か月程の売上・利用客数の状態から、1年後の利益が想像できるといっても過言ではないのです。

そのお店の500mの半径範囲内の人によって売上の大半を確保できるといわれていますので、お客さんを増やす方法として宣伝でPRしましょう。

広告の手段はどのようなサービス・料金かを明確に伝えるために張り紙で宣伝したり、ポスティングやチラシという方法もあります。

そして不特定の人達の目に留まるように、ホームページの作成も大切です。

集客に関しても利用してくれる顧客の継続利用の他に、新規顧客に利用してもらうには、長い目で運営計画を練ることがとても重要なのです。

美容師を一生の仕事とするなら、独立のタイミングを見極めましょう！！

関連記事

• 
  2025.10.29

  インバウンド対策は必要？美容室にとってのメリットとは？

  訪日外国人観光客の増加に伴い、美容室をはじめとする美容サロンへのインバウンド需要も高まっています。 一方で、需要に対してどのような対策が必要か悩んでいる人も少なくないでしょう。 今回は、美容室がインバウンド対策を行うメリットについてお話します。

  続きを読む
• 
  2025.10.22

  美容師が覚えておくと便利な英会話とは？ 【PART2】

  美容師の仕事に英語は関係ないかといえば、そうとは限りません。 日本の美容文化は海外の観光客（インバウンド）から人気があり、特にアジア圏の女性は日本製の化粧品を買うほか、日本の美容室へ行くことを希望している人も多いです。 インバウンドへの対応として美容師も英語を身につけておくとよいでしょう。 今回は美容室で使える英会話についてお話します。

  続きを読む
• 
  2025.10.15

  美容師が覚えておくと便利な英会話とは？

  「日本国内で美容師をしているから自分には英語力は必要ない」 と考えている人もいるかもしれません。しかし、本当に必要ないかというと、あったほうがいい場面もあります。 今回は、美容師が接客中に使える英語のフレーズの例も場面ごとに紹介します。 覚えておいて損はないので、ぜひ海外のお客様に対応するときは実際に利用してみてください。

  続きを読む