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単価UP効果大! 「パーソナルカラー診断」を取り入れよう!
「パーソナルカラー」は一言で表すと、「その人に似合う色」のことです。
自分のパーソナルカラーを知ることにより、洋服、メイク、ネイルなどの選び方が変わり、自分自身を最大限に美しく見せることができるようになります。
今回は「パーソナルカラー診断」の活用について詳しく説明していきます。
☆プロの目による「パーソナルカラー診断」とは
パーソナルカラーの流行によって、美容業界に「パーソナルカラー診断サロン」という新たなジャンルが確立しつつあるようです。
パーソナルカラー診断サロンでは、まずは様々な色の布生地(ドレープ)をお客様の顔の下に広げ、鏡越しのお客様の顔が最も映えて見える色を何色か選んでいきます。そして、似合う色群をもとに、下記の4タイプにお客様を分類します。
■春タイプ:オレンジなど明るい原色が得意
■夏タイプ:ラベンダーなどパステル系の淡い色が得意
■秋タイプ:カーキなどくすんだ深い色が得意
■冬タイプ:ショッキングピンクなど華やかな原色が得意
そして、お客様の好みもうかがいながら、それぞれのタイプ別に似合う(または似合いにくい)洋服や化粧品、ヘアカラーなどの色をお客様に提案するといったサービスを行います。
中には、さらに細かく16タイプで診断を行うサロンもあります。
お客様のパーソナルカラーを導き出すには、「なんとなくこれが似合う」という主観での判断ではなく、
確かな知識と色彩感覚を身につけて、プロのアナリストとして診断する必要があります。
☆診断に必要な資格とは?
パーソナルカラー診断を行うにあたっては、美容師免許のように必須となる資格が存在しません。
しかし、確実な診断をするために下記の学習をすることが望ましいとされています。
■色彩検定(色彩検定協会)
文部科学省が後援している検定で1級から3級まであります。「色の基本」を習得できる資格なので、取得しておくと色に携わる職で活用することができます。
受験会場も多いため、独学で取得しやすい資格です。
■色彩技能パーソナルカラー検定(NPO日本パーソナルカラー協会)
モジュール1(初級)と2(中級)で色彩とパーソナルカラーに関する知識を取得した後に、3(上級)の実技試験を受けることになります。
3まで合格すると、「パーソナルカラーアドバイザー」に認定され、認定証と認定バッジを受け取ることができます。
■パーソナルカラリスト検定(日本カラリスト協会)
1級から3級までの試験があり、それぞれ年3回開催されています。
公式テキストやセミナーで学習を進めていき、合格すると各級で「カラリスト」の称号を取得できます。
■色彩活用パソカラ検定(日本カラーコーディネーター協会)
1級から3級まであり、CBT方式と呼ばれるコンピューター版検定を導入していることが特徴で、2級と3級は全国の会場にて通年で受験することもできます。
公式テキストやセミナーで学習し、2級、1級の合格者は任意で認定バッジを受け取ることができます。
パーソナルカラーは独学でセンスを磨くことも可能ですが、検定で認定資格を取得することで、お客様の信頼を得て説得力のある診断を行うことができます。
☆「パーソナルカラー」を活用しよう
例えば、美容室で髪を染める際に何色がいいのか悩むお客様に、パーソナルカラーを元に最もお客様の美しさを引き出せる髪色を提案することができます。
また、ネイルサロンでも、多種多様なカラーやデザインの中から、最もお客様に調和するネイルをご提案できるでしょう。
さらに、メイクアップをメニューに取り入れているお店では、お客様に似合う色やメイク方法をお伝えしながら、施術時間をより楽しんでいただくことが可能です。
美容室やネイルサロンの施術メニューにオプションで「パーソナルカラー診断」を追加することにより、
お客様が気軽に診断を受けられる機会を提供することができ、お店にとっても他店との差別化や、集客、単価UPの効果が望めます。
スタッフが知識を習得するための投資を除けば、お店が用意するものは様々な色の布生地(ドレープ)だけで、コストもほとんどかかりません。
「ヘアカラー」「ネイル」「メイクアップ」などのメニューに「パーソナルカラー診断」を追加してみてはいかがでしょうか。
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