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売上増につながる!来店頻度を上げるためにできること
「お客様の来店サイクルを短くしたいけれど、しつこくアプローチすると嫌がられてお店を変えられてしまうのでは?」と何もできずにただ予約が入るのを待っていませんか?
アプローチには適切なタイミングが大切です。
また、「早く行かないと!」と思わせる具体的なメリットを提示することで来店頻度は確実に上げられます。
この記事では、適切なタイミングでのアプローチ方法についてご紹介します。
☆大切なのはアフターフォロー!
美容室の来店サイクルを上げるのにアフターフォローは欠かせません。
アフターフォローをするうえで重要な考え方は2つです。
1つ目は、信頼関係を築くこと。信頼関係なしに次回予約を提案してしまうと、押し売りになってしまいがちです。
そうなれば予約を取ってもらうどころかお客様が別の店に流れてしまうことも。
「この美容師は、本当にお客様のことを考えて声をかけてくれているんだ」と信頼されるためには、普段から満足のいく技術やサービスを提供することが重要です。
2つ目は、信頼関係を築いたうえで、タイミングよく営業をかけることです。
いくらあなたを信頼してくれていても、お客様が望まないタイミングで「そろそろ来ませんか?」と営業をかけても響きません。
「髪が扱いにくくなってきた。」「プリンが気になってきた。」そのタイミングで営業できれば、スムーズに予約につながるはずです。
では、具体的にどんなアフターフォローをしていけばいいのでしょうか。その方法は以下の3点です。
・次回予約を入れていただく
・お直し期間のアナウンス
・リマインドメッセージ
明日からあなたの美容室に導入できるものばかりですのでぜひ参考にしてくださいね。
・次回予約を入れていただく
美容室の来店サイクルは1年に平均4.5回ほど。つまり2〜3か月に1回来店するペースです。
この来店サイクルを短くすれば、おのずと売り上げも上がります。
来店サイクルを短くする一番効果的な方法が、次回予約を入れてもらうことです。
ただ、「次回は〇月〇日のご予約はいかがですか?」とだけ伝えてもスルーされる確率が高いです。
そこで、「予約しないと損しちゃう!」と思ってもらえる提案をしましょう。
たとえば、「〇月頃には髪が扱いにくくなってくるから、次回はこんな髪型にしてみませんか?」といった感じです。
そのためには、しっかりとカウンセリングをしてお客様の悩みを把握しておくことが重要です。
次回への期待感と美容師への信頼で次回予約は格段に取りやすくなります。
・お直し期間のアナウンス
もし、お直し期間を設けていないなら今すぐ設定しましょう。
「やっぱりもう少し切ればよかった。」「パーマが早く落ちてきた。」などの小さな不満をそのままにしておくと、お客様がほかの店に流れてしまうかもしれないからです。
たとえば2週間以内ならお直し無料の保証期間を設けるなどです。
お直し期間があることをアナウンスしておけば、お客様の不安は減り、満足度を保てます。
結果的に、美容室への信頼感がアップして来店サイクルの短縮化につながります。
・リマインドメッセージ
予約を少しでも早くしていただくには、「そろそろ来店時期だな」と思い出してもらうリマインドメッセージを送るのが効果的です。
具体的には、来店してもらいたいタイミングの1〜2週間前に送りましょう。
こちらからアクションを促さなければ、お客様は自分の思いたったタイミングで予約を入れるからです。
「髪切りたい!」と思った時に電話して当日予約が取れなかったという経験は誰しもあるのではないでしょうか。
特に忙しい社会人だと、土日の思いたった時に予約しがちですからなおさらですよね。
リマインドメッセージを送ることで、お客さんも余裕を持って予約ができるので助かるはずです。
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