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美容室の働き方改革!美容室の生産性を上げるには?
美容業界は全体的に人手不足が深刻化していますが、その中でどのように一人ひとりの生産性を向上させ同時に業務の効率化を高めるのかが課題となっています。
今回は美容室の生産性を上げるにはどうしたらいいのかについてお話します。
☆再来店のお客様を増やす
来客数を増やして生産性を上げようと思い、新規のお客様にばかり目を向けていませんか?
新規顧客の増加は美容室の客数の分母を増やすという意味ではとても重要ですが、
お客様が定着して再来店しなければ、新規集客のためのコストだけが増えてしまいます。
新規のお客様の場合、カウンセリングや施術にリピーターより時間を要します。
また、施術者側からしても初めてのお客様には気を遣うため精神的負担もかさみます。
新規のお客様に次回もこの美容室に来たいと思わせて、再来店してもらう対策が何よりも必要です。
☆1日の客数の最大化する
本来はお客様を断ってでもお待たせしないことを優先するのが美容室ですが、
本当に人気のあるサロンは「どれだけ待つとしてもその美容室に行きたい」と思われる店なのではないでしょうか。
1日の対応最大可能客数をある程度設定し、それを達成するためにどのような対策が必要かを考えてみましょう。
予約の取り方の最適化やルール化、既存顧客の再来店回数を増やす、新規集客の強化、
キャンセルや日程変更率の低下、施術時間の適正化などを徹底することが客数の最大化につながります。
そのためにSNSの活用やWeb予約システムの導入などを検討することが必要です。
☆アシスタントでもできるメニューを主力化
美容室はスタッフ個人ではなく、チームワークで売上を上げるべきです。
それぞれのお客様に担当するスタイリストはいますが、カット以外のシャンプーやブローなどの作業については他のスタッフと分担しましょう。
カットまでのデビューが2年程度かかる美容室が多いですが、
その概念を変えてアシスタントでも対応可能な利用者が比較的多いカラーやケアメニューでどれだけ生産性を上げられるかを検討してみましょう。
アシスタントでもできるメニューを主力化していくことが生産性の向上につながります。
☆まとめ
美容室で生産性の向上を実現するにはさまざまな角度から現状を把握し、見直しできる部分については改善することが大切です。
働き方の見直しや情報の可視化、教育や技術の改善、スタッフ内での意識の統一などを積み重ねていくことで生産性は徐々に上がっていきます。
また、「誰に何をどのように」ということが明確になっている必要があります。
ターゲットが男女とも、若年層から高齢層までとなると幅が広すぎて、どのようなアプローチをすればいいのか絞ることが難しくなります。
技術や使う商品についても、お客様は知識が十分でないため何を基準に選ぶべきかわかりません。
そのお客様ごとにきちんと提案することが大切です。
クーポンやサービスのあるなしにかかわらず、お客様がまた来たいと思ってもらえる美容室になることを目指しましょう。
生産性と客単価のバランスを検討したり、スタッフの練習方法について見直したりしていくことで、美容室全体の生産性向上につながります。
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