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2024.03.29

美容室の資金調達方法！クラウドファンディングとは？

美容室をオープンさせたいけど資金が足りない、コロナ禍が原因で美容室の存続が危ういなど、さまざまな理由で資金調達が必要になります。

そんな時の方法のひとつとして「クラウドファンディング」が挙げられます。

そこで今回は、クラウドファンディングとはどんな仕組みなのかなどについて解説していきます。

☆クラウドファンディングとは？

クラウドファンディングのクラウドとは群衆を意味し、ファンディングは資金調達を意味します。

クラウドファンディングはそれらを組み合わせた造語で、「個人や組織が提示した計画（プロジェクト）に対し、

インターネットを通じて不特定多数の人々が財源などの面で支援する」仕組みのことです。

アメリカ発祥ですが、近年は日本でも認知度が高まっていて「CAMPFIRE」「READYFOR」「Makuake」など複数のプラットフォーム（サイト）が利用できます。

☆クラウドファンディングの仕組み

クラウドファンディングは、専用サイト（プラットフォーム）に自分のやりたいことを提示して、

それを見た人たちからの「応援したい」「実現して欲しい」という想いを、資金の形で支援してもらいます。

クラウドファンディングはプラットフォームとなっているサイトの審査さえ通過すれば、

誰でもプロジェクトを立ち上げることが可能で、資金面だけでなく、人と人とのつながり、支援者を得ることもできます。

【クラウドファンディングの種類】

　・　寄付型・・・集めた資金を全額寄付に充てるので支援者へのリターンがない

　・　投資型・・・出資者が考案したプロジェクトから利益が発生した場合、配当される形でリターンを受ける

　・　融資型・・・出資者が利子という形で一定のリターンを受ける

　・　購入型・・・支援者は商品やサービス、権利を受けられる

☆クラウドファンディングのメリットとデメリット

【メリット】

　・　1人ではなし得ないような大きなプロジェクトにも挑戦できる

　・　出資募集することで、プロジェクト自体を宣伝できる

　・　事前PRができるので、支持者を獲得しやすい

　・　SNSによる拡散で多くの人に注目してもらえる

　・　金融機関からの出資が難しい場合や、テストマーケティングなどにも活用できる

【デメリット】

　・　プロジェクトの存在がライバル店に知られてしまう

　・　プラットフォーム使用手数料（10％〜20％程度）や支援者へのリターンにより、思っていたほど純資金が集まらない可能性がある

☆まとめ

クラウドファンディングで資金調達を支援する理由には自己資金の不足のほかに社会貢献性があることも重要視されます。

地域経済の活性化、髪の悩みを持つ人を自分のスキルや新しい技術で救いたいなど、開業して利益を得る以外の動機が必要です。

どこに焦点を当ててアピールするかは自由ですが、その思いに賛同して支援したくなるようなプロジェクトであることが審査通過や成立につながることを覚えておきましょう。

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