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2019.04.22

美容院開業のために忘れてはならない保健所への届け出

美容師として仕事を始めたからには、いつかは自分のお店を持ちたいと思っている人もいることでしょう。

独立して美容院を開業するためには法律に基づいた手続きを行うことが必須です！

今回は開業におけるさまざまな手続きの中でも保健所に対して必要となる届け出について解説します。

★最低限必要な書類の種類

保健所に美容院開業の申請を行うためには最低限で4種類の書類が必要となります。

まず1つ目が開設届です！

施設の名称や住所や開設者の氏名、管理美容師番号など、既定の用紙で求められている情報を明記します。

2つ目が美容院の施設平面図です！

作業を行う場所やお客様にお待ちいただく場所、従業員の控室、空調機や照明設備、洗濯機の場所などについて記された設計図を提出します。

3つ目が従業員の名簿です！

美容師として働く人については免許番号も記載します。

併せての提出が必要となる免許証も忘れずに用意しておきましょう。

4つ目が診断書です！

それぞれの従業員が結核や伝染性皮膚疾患を患っていないかを記されている3ヶ月以内に発行されたものが必要となります。

★その他の書類の種類

美容院を開業する場合に保健所に必ず提出しなければいけない書類以外にも、状況によって提出を求められる書類もあります。

スタッフとして2名以上の美容師が勤務する場合には美容院の衛生管理を行う管理美容師を置くことが法で定められています。

管理美容師は美容師免許を取得した後、3年以上業務に従事し、決められた講習会を受けることで取得することができる免許です。

管理美容師を置く美容院の場合には免許を有していることを証明する書面が必要となります。

また、開業の届け出を行う人が法人となる場合には、過去の抹消された事項も含めてすべての登記履歴が記載されている現在事項全部証明書の提出も必要です。

もし開業届出者が外国人である場合には外国人登録証明書も必要であるため注意しましょう。

★書類を提出する期限

書類を提出する際には提出期限についても気を付けておく必要があります。

開業の準備にはさまざまな機関への申請手続きが必要となるため、忙しさに紛れて大切な申請を忘れてしまわないように、

どこに何をいつまでに提出すればよいのかを事前にリストアップし、整理しておくと良いでしょう。

美容院開業の書類はオープンする1週間前までが期限となっています。

施設平面図が完成するなど、店舗のデザインがおおよそ決まったら、すぐに申請手続きの準備を始めておくと安心です。

必要となる書類に漏れがないようにしっかりと確認しておくことは必須ですが、万が一手続きに不備があった場合に備えて

早めに、美容院の所在地を管轄する保健所に提出しておくと良いでしょう！

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