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こんなにある!!美容師が独立するときの助成金
美容師として独立するとなると、相当な資金が必要です。
自己資本を持っていても、なかなかすべての費用を支払いきるというわけにはいきません。
そこで、頼りになるのが助成金です。助成金の仕組みともらうための手続きをこれから解説していきます。
★こんなにある!美容師の独立助成金を賢く使おう
美容師が独立するときに申請できる助成金はいろいろあります。
主なものを挙げてみます。
従業員の採用に関するもの、
非正規雇用者の研修・教育に関するもの、
新規事業の開始や新規出店に関するもの、
非正規雇用者の地位向上に関するもの、
雇用の改善に関するもの、
不況期の対応に関するもの
など、種類は豊富です。
助成金のいいところは、融資と違って返す必要がないことです。
上手に活用すれば、かなり経営の助けになります。自己資本だけでは苦しい場合には、ぜひとも利用したい制度です。
申請できる資格がある人は、できるだけ申請しましょう。
美容院には、法人が経営するものと個人事業主が運営するものとの2種類がありますが、条件さえ整えばどちらにも支給されます。
★簡単!独立のための助成金をもらう手続き方法!
助成金は独立する美容師の大きな助けになると書きましたが、申請しないことにはもらえません。
特に通知が来るわけではないので、自分で資格があるかチェックをする必要があります。
で、手続き方法です。まず、対象の事業やシステムを導入することが先決です。
それが済んだら、労働局やハローワークに申請書や報告書などの必要書類を提出します。
書類は提出期限までに必ず出しましょう。
助成金によっては、事業開始前に届け出を出さなければいけないものもあります。
その後、条件を満たしていることがわかれば、合格し、支給がおこなわれます。
支給自体は、後払いとなります。
提出する書類に不備があったらいけませんので、専門の税理士や社会保険労務士に相談するのも賢い方法です。
★助成金をもらえる美容院になろう!
独立した美容師が助成金をもらう条件とはどのようなものなのでしょうか。
助成金は雇用保険を財源に充てています。厚生労働省関連のものは、ほとんどが雇用保険料で賄われているのです。
だから、雇用保険に入っていることが第一条件となります。
もちろん、ちゃんと保険料も払っていないといけません。
次は、従業員との関係が確立されていることが重要になってきます。
労働契約書はもちろん、出勤表、給与台帳などをしっかり整えておく必要があります。
また、助成金の多くは、従業員の雇い方やその環境に関するものなので、従業員を大切にするという姿勢も大事です。
それから、一度いただいたらそれでおしまいというものばかりではなく、引き続き申請できるものもあるので、導入した事業や制度を維持していくよう努力していかなければいけません。
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