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2019.09.20

美容室開業『居抜き店舗の費用』まとめ

美容院開業を目指して居抜き店舗を探す人も多くなりました。

実際の問題として開業するまでにどれだけの期間が費用がかかるのかが気にかかる人も多いでしょう。

一般的な状況について概要を理解しておくと役に立ちます。

★契約してからいつから開業可能なのか？

居抜き店舗を契約して、いつ開業できるのかというのは難しい問題です。

前のテナントが退居してから自分がテナントとなると通常は家賃が発生します。

それからできるだけ速やかに開業したいと考えるのはもっともなことでしょう。

それにどれだけの期間がかかるかは改装にどれだけ時間をかけるかによります。

居抜きのまますぐに開業するというのであれば消耗品などの搬入ができればすぐにでも開業可能です。

しかし、工事をしてオリジナリティのある美容院を作るのは長期的に顧客を獲得する上で重要な点であり、そのために数週間はかかると考えなければなりません。

工事の規模によるため期間は一概に言えませんが、契約日から工事を開始できるように相談しておくと際短期間で開業できるでしょう。

★内装外装の工事はどのくらいかかるのか？

居抜き店舗を利用して美容院を開業するときには初期費用として家賃や造作譲渡料の他に内装外装の工事費用がかかります。

工事にどの程度の費用がかかるのかも設計したい美容院によって大きく変化するので注意が必要です。

造作として残されているものにほとんど手をつけないで良い場合には数十万円で済む場合もありますが、

もともとは美容院ではなかったというときには数百万円かかってしまう場合もあります。

什器の過不足についても費用を左右する要素になるので、前のテナントが経営していた店舗との差異の大きさが決定打になるでしょう。

費用も期間も工事業者によって違うので見積もりをして比較することも重要です。数十万円、数日といった差はよく生じるので比較を忘れないようにしましょう。

★居抜き店舗の方が家賃は安いのか？

居抜き店舗で美容院を経営すれば家賃も安くなるかもしれないと考える人もいるでしょう。

しかし、現実的には一般的な賃貸物件とあまり違いはありません。

立地や広さなどに見合った価格が設定されている場合がほとんどです。

ただし、相場に見合ったものになっているかどうかは予め比較して吟味するに越したことはありません。

必ずしも相場に合っていない場合もあるため、交渉によって家賃を下げられる可能性はあります。

居抜き店舗を選ぶメリットは高額になりがちな美容院の設備投資額を削減できるという点だけなのが実情です。

もし家賃も安いという居抜き物件を見つけられたら、それは値打ちが高いものであると考えて詳細をよく調べてみましょう。

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