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2017.07.08

美容室を開業するならテナントの家賃について知りましょう！

開業しようと店舗物件を探していて理想的な物件に巡り会えた！と思ったにもかかわらず、後から失敗だったと思ってしまう人もいます。

テナントの家賃と契約内容についてよく理解した上で店舗物件の賃貸契約を結ぶことが重要です。

★注意！借り主に対して不利な条件が記載されている契約書

テナントとして店舗物件を借りるときには賃貸契約を結ぶことになります。

不動産会社に仲介をしてもらってオーナーとの間で契約を交わすというのが基本形ですが、そのときに必ず契約書を熟読しなければなりません。

初めて店舗物件を借りる人が陥りがちなのが契約書の読み込み不足であり、自分にとって不利な契約になっているのに気づかないままサインをしてしまう場合がよくあります。

店舗物件では商用の物件を提供することから、賃貸契約についてもビジネスの一部と考えられる場合が多く、借り主に対して不利な条件をまずは提示していることがあるので注意しましょう。

不利な点に気がついたら全て交渉を行って対等か有利な状況にするのが賢明です。

★家賃の発生日について確認しましょう

契約書にサインをしてしまうと知らなかったと言い逃れはできません。

多いトラブルの一つとして知られているのが家賃の発生日についての条件です。

美容院を開業するときにはある日から内装を整えようと計画を練っているでしょう。

その際に家賃がいつから発生するかは重要な点になります。

契約書にサインをした日から発生する場合もあれば、内装に手を加える工事をする時期まで待ってもらえる場合もあるのです。

また、既にテナントがいて退去予定になっているときもありますが、その場合にはいつから利用可能で、家賃がいつから発生するかについて明記してもらう必要があります。

もしテナントが退去しなかったときの対応についても契約書に記載を依頼しましょう。

★契約を解除する場合のルールを確認しましょう

美容院を経営していると成功することも失敗することもあります。

成功してより大きな店舗を構えたいと考えたり、失敗して事業をやめようと思い立ったりしたときには契約を解除しなければなりません。

その際のルールが明記されているかをまず確認することが重要です。

何ヶ月前に退居を申し出れば良いのか、その際に発生する解約料はいくらか、原状回復についての取り決めはどのようになっているかの三点は

納得できる内容かをよく読んで把握しておく必要があります。

また、保証金を支払う場合にはその返金についても時期と金額、原状回復などの際の用途についても明らかにして記載をしておくに越したことはありません。

明記されていないことは後のトラブルになるので、思いつく限りのことを契約書に記載しておきましょう。

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