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2019.06.10

【美容室開業】資金の借入について学ぼう♪

美容院の開業には、かなりのお金がかかります。

場所代、家賃、内装・外装費、器具代、衛生費、人件費など、ざっとも見ただけでもお金をかけるべきところはたくさんあります。

これらの開業資金や運転資金をどこでどうやって用立てたらいいのかを詳しく説明していきます。

★日本政策金融公庫を利用

美容院開業時に資金調達先として真っ先に当たるべきなのが、日本政策金融公庫です。

利用できる制度は二つあります。

生活衛生新企業育成資金と新創業融資制度です。

それぞれ条件があるので、見てみましょう。

生活衛生新企業育成資金の場合は、生活衛生同業組合に加入しているかいないかによって違います。

加入している方は、設備資金と運転資金の融資が受けられます。加入していない方は、設備資金だけです。

利息はかなり低くなっています。対象者は、美容院を創業するか創業後7年以内の者です。

一方、新創業融資制度は、新たな事業を開始するか事業開始後税務申告を2期終えていないことが条件です。

その他にもいろいろな条件がありますが、審査に通れば、事業資金と運転資金を借りられます。利息は担保のあるなしによって変わります。

いずれも、美容院開業時には大きな助けになります。条件に合う方は、上手く融資を利用するのも手でしょう。

★国、地方自治体による制度を利用

地方自治体では、制度融資というものを提供して、中小企業のサポートを行っています。

正確には、地方自治体がお金を貸すのではなく、利用者を紹介し、その紹介された人に金融機関が融資をするのです。

しかし、地方自治体がかかわっているとはいえ、審査はあります。

そして、その審査も地方自治体と金融機関の両方が行うので少し時間がかかりますが、審査自体は条件さえ合えば通りやすくなっています。

融資額もある程度の金額が望め、金利も低いので、返済額が安く済むという利点があります。

対象者の制限も少ないのが特徴です。新しく美容院を起こした人でも申し込みができます。

詳しい内容は地方自治体によっても違いますが、事業開始時にはとても役に立つ制度といえるでしょう。

★信用保証協会を利用

信用保証協会という仕組みを利用するのも、おすすめです。

これは制度融資との関連で登場することが多いのですが、金融機関は融資を実行する場合、その企業やお店の返済能力をとても気にします。

お金を貸しても、返済されないのでは、貸し倒れになってしまいます。そこで出てくるのが、信用保証協会です。

信用保証協会は、企業やお店の保証人になってくれます。企業やお店はそのために一定の保証額を払います。

保証額は借入金額や返済期間、返済方法で決まります。

そして、もしお金を借りた側が返済できなくなった時には、信用保証協会が立て替えをします。

これで、金融機関は安心して融資ができるようになるのです。

この制度を使えば、金融機関からの借り入れがしやすくなります。是非とも利用したい制度です。

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