記事詳細
美容院を開業する人は絶対に知っておきたい補助金のこと
美容院を開業する際、お得な補助金を使うことが可能です!
知らなければお得な制度を使用することができず、経営資金を自腹で全額払わなければいけません。
上手く経営したいと考えているのであれば、補助金についてしっかりと知っておきましょう。
★どんな人が受けられるの?補助金の対象者
美容院を開業する際、小規模事業者持続化補助金というものが利用できます。
補助金の名前通り、対象者は小規模事業者です。常時使用する従業員は20人以下でなければいけません。
販路開拓を行う人であれば全員が対象となるわけではなく、補助対象経費も定められています。
美容院は比較的申請しやすい業種であり、ホームページ作成にかかる経費やチラシやパンフレットにかかる経費、店舗改装や看板改装の経費などを対象とすることができます。
他にも機材装置などの費用や店舗の借料、外注費や委託費も対象となります。
しかし、美容院で使われることが多いパソコンやカメラや自動車などは販路開拓の目的の経費ではないとみなされてしまうので、気をつけましょう。
★知りたい!補助金の額
小規模事業持続補助金は、販路開拓にかかる費用の3分の2を補助してもらえます。
上限額は50万円です。補助金の計算方法は、例えば美容院の販路開拓に75万円がかかる場合、75万円×2÷3の計算となり、補助金額は50万円となります。
販路開拓のために60万円がかかる時は、60万円×2÷3の計算をし、補助金額は40万円となるのです。
もしは販路開拓に80万円の費用がかかった場合には、80万円×2÷3の計算となるので、補助金額が60万円となりますが、最高補助金額は50万円までなので、50万円の補助が受けられます。
計算方法はかなり簡単なので自分で補助金額を知ることができますが、もし心配なのであれば専門の方に確認してもらうと良いでしょう。
★採択率はどうなっているの?
どのくらいの割合で通るのかという採択率は気になるところですが公表されていません。
しかし商工会議所の方に聞くと3割ほどだという答えが返されることが多いでしょう。
3割が低いか高いかの感じ方は個人によって異なりますが、補助金を受けられるか、応募してみる価値は十分にあると言えます。
応募をする時は経営計画書と補助事業計画書を作成しなければいけません。
この二つの計画書をしっかりと制作するかしないかは、補助金を受けられるか受けられないかに大きく関わるものなので、しっかりと制作しましょう。
また、この計画を作成することで、現在の事業状況を内部環境の面でも外部環境の面でもしっかりと把握し、今後どのようにしていくかのプランニングができるきっかけともなるでしょう。
関連記事
-
2024.06.26
フリーランス・個人事業主の美容師が加入できる保険とは?
雇われていたときには、意識しなくても加入している健康保険。 フリーランスや個人事業主の美容師として独立する際には、「健康保険はどうしよう」と不安になるかもしれません。 フリーランスや個人事業主の美容師が加入できるのは国民健康保険だけなのでしょうか。 今回は、美容師が加入できる保険についてご紹介します。
続きを読む -
2023.11.08
美容室にオススメの補助金とは?
「美容室経営に活用できる制度はないかな?」と考えている方もいるのではないでしょうか。 今回は、美容室を開業・経営しようと考えている方におすすめの補助金について詳しくご紹介します!
続きを読む
新着記事
- 2024.10.01
美容師がインスタのフォロワーを増やす方法とは
続きを読む - 2024.09.25
美容室経営!税理士に依頼するメリットとは?
続きを読む - 2024.09.18
美容室の内装工事! 物件探しと業者選びのポイントは?
続きを読む - 2024.09.11
美容室の「誕生日特典」注意点はある?
続きを読む - 2024.09.04
客数そのまま!売上を2倍にする方法とは!?
続きを読む
今月の人気記事
-
2023.07.12
美容室の開業!何にいくらかかる?
続きを読む
-
2023.11.15
美容室にオススメの助成金とは?
続きを読む
-
2023.03.08
美容室を開業したい!時期によって必要な準備とは?
続きを読む
-
2024.03.08
美容室の働き方改革!美容室の生産性を上げるには?
続きを読む
-
2024.03.15
平日の集客が驚くほどアップする具体策とは?!
続きを読む