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美容師として独立・開業するために
現役バリバリで働く美容師の中には、いずれは自分で店を持ちたいと考えている人は少なくないでしょう。
あるいはもうすでに具体的に動き出しているという人もいるかもしれません。
いざそのときが来てアタフタしないためにも、独立までの流れを確認しておきましょう。
★計画的に!美容師の独立準備
美容師としてそれなりに経験を積んでいくと、自分でも店を持ちたい!と思うようになることもあるでしょう。
しかしそう思っても、独立までにはいろいろな準備が必要です。
勤めている店舗で多くのお客様を担当していたり、店長などの重要なポジションに就いている人なら尚更です。
そんな人がいきなり辞めてしまっては、店側も多大な迷惑を被ることになってしまいます。
自分が抜けたあともお店が問題なく回るよう、計画的な人材育成をしていく必要があります。
また、いざ独立しようと思っても働きながら開店準備をするのはなかなか骨が折れるでしょう。
時間に余裕を持って準備を始める、一度退職して準備を進める、など事前に開業までのプランをきちんと立てておくことが重要です。
★ミラーレンタル派?店舗を構える派?
美容師の独立、というと「自分で店舗を持つ」というのが一般的な形態ですが、他にも方法はあります。
それは「ミラーレス(面貸し)」という方法です。これは美容室側がサロン内のスペースを貸し出し、フリーランスの美容師がそこを借りて営業するというシステムです。
美容師はスペースを借りた分、売上の一部を美容室へ支払います。
店舗を持たずに独立できるため、経営についての知識が乏しい人でもすぐに開業することができ、新たなスタイルとして広がりつつあります。
勤務地や勤務時間を選びやすいので、店を構える準備をしながらミラーレスとして経験を積む…という働き方も選べます。
自分の現状や将来へのビジョンに合わせ、独立の仕方を選んでみてもいいかもしれません。
★資金の目安は?!美容師の開業
ミラーレスではなく、自分で店を持ちたい!という場合には独立までに様々な準備が必要です。
まず考えなければならないのは何より資金のことでしょう。開業には工事費や什器類のための初期費用だけでなく、オープンしてしばらくの間の運転資金も必要です。
実際にどれくらいの費用が必要かというとそれは店舗の規模によって様々です。
スタッフを何人も雇うような大きな店を開くのか、それとも1人ですべてのサービスをするような小規模なお店にするのか、しっかりと開業後のビジョンを持って準備しましょう。
半額くらいは自己資金でまかなうのが理想ですが、自己資金が2〜3割しかなくても、事業計画がしっかりしていれば銀行や金融公庫から十分な融資を受けられることもあります。
独立後、美容師としてどのように働いていくかという明確なプランを示せることが重要です。
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