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2017.07.28

不動産業者に注意！必要のない消費税を払わされることも

美容室をのためのテナントを探しているときには不動産業者を頼ることになるでしょう。

そのときに信頼し過ぎも禁物です。

消費税を不要なのに払わされてしまったり、高額な物件を選ばされたりする可能性がないわけではありません。

★テナント賃料に消費税がかかる場合とかからない場合とは

美容院用のテナントを探してみると家賃に消費税がかかる場合とかからない場合があると気づくかもしれません。

住宅用の場合にはかかりませんが、店舗や事務所などの商用の目的で賃貸されている物件の場合には家賃に消費税が課せられている場合があるのです。

それが明記されていないときにも、賃貸契約の時点で上乗せされて驚くこともあるでしょう。

全てのテナントの家賃に上乗せされるわけではなく、物件のオーナーによって変わるという理解が大切です。

オーナーの商用の物件での賃貸収入の総額が一千万円以上になっているとオーナーは消費税を納めなければならなくなるため、上乗せを行って自分の損失にしないようにしようとするのが一般的です。

★美容室に適したテナントは意外にも事務所仕様だった！

消費税の観点を考えると家賃が比較的安いテナントを選ぶことで消費税がかからずに済む可能性が高くなります。

美容室を開設するにあたって選ぶテナントとして事務所仕様を選ぶのは意外にも低コストにできる方法です。

スケルトン仕様と違って内装の自由度が低下してしまうのは確かですが、家賃が低めになっていることが多いことに加えて、

パーティションなどを準備すれば簡単に美容院仕様に変えることもできます。

シャンプー台などの備品さえ購入してしまえば開業できるため、費用を抑えるという観点では事務所仕様は優れているのです。

ただし、ガスや電気などの容量が足りているかどうかは確認してから選ばないと余計に工事が必要になるリスクはあります。

★美容室のテナント賃料の経費バランスの目安とは

美容室を経営する上で家賃とその消費税は大きな支出となります。

安定して経営していけるレベルのテナントの家賃として事業収入の7％以下を目安にすると良いでしょう。

10％を越えるようになるとなかなか経費を支払った上で美容室の改善や修繕のための積立をするのが難しくなってしまいます。

家賃が安ければそれだけ利益が増えますが、概して立地条件が良くて広いほど高くなる傾向があるので、

収入について試算をして7％弱を想定してテナントを探すと収益を最大限にできるでしょう。

経営が破綻してしまわないようにできる限り値打ちの高い物件を探し、

必要に応じて交渉も行って負担が大きくなりすぎないようにすることが安定した収益の確保につながります。

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